胸が大きいと垂れるのは必須?
公開日:2020/9/18最終更新日:2020/11/13

胸が大きいと羨ましがられる一方、歳とともに垂れていくのを人一倍心配する必要があります。
胸が大きいと他の人より垂れるのが早いのか(何歳から?)や胸が大きい人に向けた垂れ予防・防止策を紹介していきます。
胸が大きいと垂れやすい?
そもそも胸が垂れる原因
まずは、胸の大きさにかかわらず、胸が垂れる原因を紹介します。

【胸が垂れる原因1】出産・ダイエットなどで胸の大きさが急に変わる
胸を支えているのがクーパー靭帯(上の図)という部分です。胸はこの部分が伸びたり、切れたりすると垂れてしまいます。
このクーパー靭帯が伸びる原因のひとつが短期間で体重が急変してしまう出産やダイエットです。 胸の大きさが急に大きくなると、皮膚と胸を支える(乳腺や脂肪を大胸筋とつなぐ)クーパー靭帯が伸びて胸が下垂してしまいます。
逆に、無理なダイエットや産後に急に体重が減った場合には、胸の脂肪が減ったことにより、胸が下垂してしまいます。この場合は、クーパー靭帯や皮膚が伸びたわけではありません。あくまで胸のサイズの変化が原因で、変化率が大きいほど、垂れるリスクは上がります。
【胸が垂れる原因2】運動でクーパー靭帯が伸びる
胸が急に大きくなることで、クーパー靭帯が伸びるとお伝えしましたが、運動もクーパー靭帯に負担を与える原因の一つです。特に、胸の大きい方が、しっかりホールドをせずにランニングなどの胸が揺れやすい運動をしてしまうと危険です。クーパー靭帯は強い組織なので、少し揺れただけでは伸びませんが、一度伸びてしまうと元には戻らないので注意が必要です。
【胸が垂れる原因3】姿勢が悪い
胸にとって、姿勢が悪く、つい猫背になってしまうことは、2つの悪影響があります。ひとつは、胸の筋肉が常に使われていない、緩んだ状態になり筋肉が徐々に失われていきます。これは胸が垂れることに直結します。2つめは、胸の筋肉につながる血管が圧迫されて、胸の周辺の血行が悪くなることです。この状態が続くと、だんだんと胸のハリが失われ、垂れていきます。
【胸が垂れる原因4】ブラのサイズがあってない
胸が垂れる原因として、自分に合わないサイズのブラジャーを付けていることが挙げられます。キツイ場合、ブラジャーが胸を圧迫して胸の内部組織を痛めたり、血行不良になったりします。逆にゆるいブラジャーを使用すると、胸がホールドされず、クーパー靭帯への負担が増えてしまいます。
【胸が垂れる原因5】皮膚にハリがなくなる
胸の皮膚にハリがなくなると、下垂の原因になります。胸にハリがなくなるのは湿度が低いことや、乾燥肌、加齢などが原因です。
胸が大きいと垂れやすい理由

今紹介した5つの胸が垂れる原因の中で、胸が大きいことで、より垂れが進行しやすい要素を紹介していきます。
1.胸の大きさが急変
2.運動でクーパー靭帯が伸びる
3.姿勢が悪い
4.ブラのサイズがあってない
5.皮膚にハリがなくなる
このうち胸が大きい人が特に気を付けるべき、胸が垂れる原因は2~4です。
【胸が大きいと垂れる原因1】運動でクーパー靭帯が伸びやすい
胸が揺れることにより、クーパー靭帯にかかる負担は、胸が大きいほど大きくなります。ただ、少しの揺れで、クーパー靭帯は伸びたりはしないので、スポーツブラを付けるなど意識してケアをすることで、防げる可能性はあります。
【胸が大きいと垂れる原因2】姿勢が悪くなりやすい
胸が大きい人は、そうでない人に比べて姿勢が悪くなりやすい傾向があります。ただし、これはあくまで傾向なので、胸の大きい人は垂れないためにも、普段から姿勢が悪くならないよう常に気を付けておきましょう。
【胸が大きいと垂れる原因3】ブラのサイズが変わりやすい
胸が大きい方は、一般的な傾向として、痩せ型のかたよりも胸のサイズが変わりやすいことがあります。ブラのサイズは最初はあっていたのに、徐々に合わなくなっていくので、気が付きにくいという特徴があります。特に体型が変化しやすい人は、こまめにチェックする必要があります。
胸が大きいと何歳から垂れる?
一般的に、胸は、10代のうちは発達しますが、20代からはゆっくりではありますが徐々に垂れていきます。そして、年齢とは関係なく、出産で大幅に垂れてしまう方が多いのが現状です。これは胸のサイズにかかわらず、みんなに共通することです。
胸が大きいと、上で紹介した通り垂れが進みやすい要素があるので、垂れが早く進行するでしょう。人一倍ケアをする必要があります。しかし垂れが始まる年齢は、胸のサイズとは関係ありません。
胸が大きくて垂れるのを予防・防止
胸が大きい方が特にしたほうがいい垂れ対策を3つ紹介します。筋トレやマッサージ、保湿などの誰にでもおすすめの予防・防止策は、今回は割愛します。
運動するときは必ずスポーツブラ

少しでも胸が揺れるような運動をするときは、クーパー靭帯が伸びてしまわないよう、必ず自分のサイズにあったブラをするようにしましょう。できればスポーツブラがベストです。
ここをサボらないことで、周囲との垂れの差を縮めましょう!
ブラのサイズを見直す
自分に合ったブラを常につけることは、垂れの防止につながります。定期的にブラのサイズを見直し、サイズが合っていないと感じたら、もったいないと思わず新調しましょう。サイズ直しで間に合う場合もあります。
ナイトブラを使用する
クーパー靭帯は、寝ている間にも負担がかかっています。ノーブラで寝てしまうと、胸が大きい人は特に重力で胸が垂れやすくなってしまうので注意が必要です。
また、普通のブラを付けて寝ている方も、胸の血行が悪くなってしまうのでできればナイトブラに変更したほうが、胸のためになります。
他の人よりも垂れやすいからこそ、ナイトブラで、胸が垂れてしまうのを防ぎ、周りと差がつかないようにケアしましょう。ナイトブラは、胸が小さい人が大きくするためにつけるものという印象があります。しかし、そんなことはありません。大きいサイズがたくさん販売されていることからもわかるように、ナイトブラは約半数の女性が使ったことがある、バストケアの新しい常識となりつつあるアイテムです。
胸が大きい方におすすめナイトブラ
胸が大きい人にこそおすすめなのがナイトブラです。実際、筆者を含めて、かなり多くのひとが垂れ防止にナイトブラを使用しています。
ナイトブラの垂れ防止効果
胸の垂れへの対策としてのナイトブラと聞くと、胸を上げるためにブラジャーの下部に厚いパッドが入っていて、胸の下部を持ち上げるというイメージがあるかもしれません。
しかし、胸の垂れは、デコルテや胸の上の部分が下や脇に逃げてしまうことから始まります。したがって、胸全体を覆ってくれる形のナイトブラで脂肪を上に引き上げるのが正解です。
ナイトブラの条件
ナイトブラを胸が大きい人が使うときに良く起こるトラブルがあります。それは「サイズが小さくて苦しく、使えなかった」というものです。
サイズが合わないことを避けるためには、ナイトブラの適応サイズをみて、自分のサイズがギリギリであるナイトブラはやめたほうがいいです。
例えば「アンダー75~80でB~Gカップ⇒Mサイズ」のナイトブラを、Gカップの人が付けると、胸が潰れたように感じる可能性があります。
このようなサイズ設定のナイトブラは多く存在するので注意してくださいね。ここでは(B~Gカップではなく、D~Gカップなど)サイズの範囲が狭い、おすすめのナイトブラを2つ紹介していきます。
PGブラ

胸の垂れ防止におすすめのナイトブラ1位は、PGブラです。PGブラは、質のいい軽い付け心地の人気ナイトブラです。Gカップまであり、大きいサイズのLやLLのサイズ範囲が狭く設定されているのが、おすすめポイントです。

ヴィアージュ

胸の垂れ防止におすすめのナイトブラ2位は、 ヴィアージュです。ヴィアージュは伸縮性と機能性に優れていて、大人気の250万枚以上売れている王道ナイトブラです。サイズが割と細かく分かれているのと、機能性が高い点がおすすめです。

ルルクシェル

胸の垂れ防止におすすめのナイトブラ3位は、 ルルクシェルです。比較的リーズナブルなのに、伸縮性にも優れていてしっかりフィットしてくれます。ルルクシェルは、フロントホックで調節が可能なうえにサイズ展開が豊富なのが特徴です。
ルルクシェルの詳しい口コミはこちら

ふんわりルームブラ

胸の垂れ防止におすすめのナイトブラ4位は、 ふんわりルームブラです。軽い付け心地なのに、朝までホールドしてくれます。ブラのカップによってサイズが分かれているので、おすすめです。

まとめ
胸が大きいと垂れやすい原因や予防・防止策を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?できそうな防止策から是非実践してみてくださいね。
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この記事の著者:イクチチ運営チーム